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早速再現答案 憲法

第1 設問1
 1 どのような訴訟を提起するか
  Xは中止命令の取消訴訟(行政事件訴訟法3条2項)を提起する。
 2 憲法上の主張
(1) 法令違憲―22条1項違反
ア Xは、法6,7,8条が、営業の自由を侵害すると主張する。
  22条1項は、職業選択の自由を保障するが、選択した職業を遂
行できなければ意義を没却するので、営業の自由も保障されると解
される。
 法6条は、システム提供者が特定地図検索システムを提供しよう
とするときは、事前に届け出を義務づけており、本来自由であるべ
き営業の自由を侵害している。
 法7条は、システム提供者に遵守すべき事項を定めて本来自由で
あるべき営業の自由を侵害している。
 法8条は、被害回復措置をシステム提供者に対して義務づけるこ
とによって営業の自由を侵害している。
イ 違憲審査基準
 経済的自由への規制は、民主制の過程で是正できること、裁判所
の審査能力の限界があることから、表現の自由に比して緩やかな審
査基準となると解される(二重の基準)。
 経済的自由の規制に対しては、警察目的による規制(消極目的)
は、積極目的による規制よりも裁判所の審査能力に問題はないので
、厳しい基準を採用すべきである(規制目的二分論)。
 すなわち、警察目的の場合には、厳格な合理性の基準、目的が重
要で、手段が目的達成のために事実上の実質的関連性がある場合に
限り合憲になると解する。
 本件では、国民生活の安全と平穏の確保(法1条)にあり、とく
にプライバシー保護を目的とするもので、警察目的といえる。また
、本件システム提供は、ユーザーの利便性に役にたつこと、不動
産業広告が誇大広告であるか否かを画像で判断することに資するも
のであり、自己実現の価値、知る権利に資する側面を有し、営業の
自由のなかでも厳格に基準を考えなければならない。
   よって、厳格な合理性の基準を採用すべきである。
ウ あてはめ
  (ア)目的
   法の目的は、主にプライバシーを保護することにあり重要
といえる。
  (イ)手段
    法6条については、システム提供者に届け出を義務付けて
いる。事前規制は、包括的に規制するものであり、規制の程度が
強度といえる。他の手段として、事事後規制でもプライバシーに
配慮したシステム提供    を促すことができる。
     よって、目的達成の手段として実質的関連性はないと
いえる。
    法7条は、1号においてカメラを1メートル60センチ越え
ることを禁止したことによりユーザー自身が実際に歩いているか
ような臨場感を奪い、商品価値を低下せしめている。3号後段にお
いて改善のための措置がとることができないときはシステム提供
全体の中止を義務付けている。システム提供者にとっては、かか
る中止は営業自体の遂行不能を意味し規制が強度であり相当性に
かけ、目的達成の手段として実質的関連性はないといえる。
  法8条は、1項において被害の申立てを7条の義務違反に限定
していない点で包括的であり相当性にかける。3項において中止
命令を認めるが、中止命令は、営業自体の遂行不能を意味し規制
が強度である。被害回復措置としては、業界団体等の自主的監視
システムに対応を任せるなど、自主的な規制という他の手段も存
在しており、目的達成の手段として実質的関連性がないといえる。
     以上により、法6、7、8条は22条1項に反し違憲である。
(2) 適用違憲
    Xは法の定める遵守事項を遵守しているにもかかわらず
法の定めのない家のなか様子など生活ぶりがうかがえるような画
像について、勧告、中止命令されたことがXの営業の自由を侵害
し適用において違憲であると主張する。
     営業の自由は重要な権利であるから、法8条の適用に
おいては拡大解釈をすべきではない。そこで、7条の列記された
義務違反があったときのみ法8条の適用があると解すべきである。
     本件では、生活ぶりがうかがえるような画像につい
て修正していないことを理由として勧告、中止命令をしている
が、法7条はかかる画像について義務を定めていない。
     よって、法8条は適用することはできず、本件中止
命令は、Xの営業の自由を侵害し適用において違憲である。
第2 設問2
 1 法令違憲について
(1) 違憲審査基準について
   この点、規制目的二分論は採用すべきでないと反論す
る。目的が並存する場合に対応できないからである。
   私は、規制目的二分論は基準として明確であり、採用
すべきと解する。もっとも、目的のみならず、規制態様も加
味して審査基準を定めるべきである。
    本件では、目的が原告の主張のとおり、目的は警察
目的である。規制態様としても中止命令等事業自体を規制す
るものであり強度であり、しかも、プライバシーという重大
な法益を保護する趣旨を含む以上、審査基準として厳格な合
理性の基準によるべきである。
(2) あてはめについて
  ア 目的
   原告の主張のとおり重要である。
  イ 手段
 (ア)法6条について。
    反論として、届け出制であるから、許可制とは異
なり緩やかな規制といえると反論する。
    思うに、プライバシーはひとたび侵害されると事
後的に回復困難な性質を有しており、事前規制の必要性がある。
    そして、届出制は、許可制に比して制約の程度は緩
やかであり、目的達成との間に事実上の実質的関連性があると
いえるので合憲である。
  (イ) 法7条について。
     反論として、1号において1メートル60センチに
することによって家の中の様子まで見えることになりプライバ
シーを保護する必要性がある。また、3号後段においては必要
な措置をとることができない状況下での最終手段として行わ
れるのであるからプライバシーの重要性に鑑みれば相当性がある。
     私見を以下、述べる。
     1号については、1メートル60センチという高さ
は、歩行する人間の目線に当たり、公道上から撮影すれば、プ
ライバシーを放棄されている部分を撮影することになるので必
要性がある。また、実際に歩いている感覚については、人間の
目線の高さから撮影されるものがもっともその要請を満たすこ
とになり、商品価値を低下させる影響に十分配慮されていると
いえ相当性があるといえる。
     3号後段については、原告主張のように全面的にシ
ステム提供を中止することと解すべきではなく、22条1項の重
要性に鑑み、改善の必要な部分のみに中止命令をすることがで
きると合憲限定解釈するべきである。このように解釈すること
で、営業の自体が遂行不可能になることはなく相当といえる。
     よって、目的達成手段として、事実上の実質的関
連性があるといえ合憲である。
  (ウ) 法8条について。
     反論として、自主的規制について、従来システム
提供者は、撮影について周知するなどの努力をしてことなか
ったのであり、今後もそれを期待することは期待できない。
また、中止命令については、勧告、という自主的対応を促す
ソフトな手法を前提にしており相当性がある。
     私は、被告の主張を採用すべきと解する。被告の
主張に加えて、勧告の前提として被害回復委員会に諮問を義
務づけシステム提供者の事業に不当な影響が生じないように
配慮しており相当な手段といえる。
     よって、8条は、目的達成の手段として事実上の実
質的関連性を有し合憲である。
 2 適用違憲について
    反論として、法の主たる目的はプライバシーの保護
にある以上、法7条の義務違反のときのみに限定に解釈すべき
でないと主張する。
    私は、中止命令は規制態様として強度であるため、
8条の適用に際しては、拡大解釈すべきでないと解する。
    「必要があると認めるとき」(法8条3項)とは、7条
の義務に反する事情がある場合において、プライバシー侵害
の発生が著しい場合をいうと解する。
    本件においては、法7条の義務違反は存しない以上
、「必要があると認めるとき」にはあたらず、中止命令を出
すことは、Xの22条1項を侵害し適用において違憲である。
                    以上(7枚目半分)

再現率 75パーセントくらい あてはめで、もっと事情をつかったはずだがどう書いたのかの記憶がない。

当日の感想等 事情が多様で使いづらかった。営業の自由で攻めた点が同評価されるか不安である。あてはめは、相対的にはよくかけたと思う。

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拝見しました

はじめまして、再現お疲れ様です。
私も22条です笑どう評価されますかねぇ。40-50もらえれば御の字
って感じっす。
あてはめはポンチョさんと同じく・6・7・8条を関連付けて攻めました。

一箇所気になったのですが、私見でプライバシーの重要性を
肯定した文脈で審査基準を厳格にするっていうのは打ち間違い
ですかね?(対立利益を審査基準定立内で使う是非はともかく)

Re: 拝見しました

はじめまして
第一号
書き込みありがとうございます

プライバシーの点はミスしてしまったようです んーまずいですね

22条の点は、微妙ですね、自分としては、21構成でも中間基準にすると
思うので、あてはめは同じになるかなと
だから、あてはめがしっかりかければ21の人にも接近できるかなとおも
ってるんですがね、
だから、自己サイ45なのです

でも、2ちゃんだとそれなりに評価されたんで
なんともいえないですよね

お互い22条で法曹にナリマショウ

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